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昨日に続き、本日も、「アース・ビジョン 地球環境映像祭」へ行ってきました!
今日のお目当ては、開始と同時にスタートする『クルード-むき出しの欲望の果て』。オーストラリアで放映する為に制作された作品ですが、今回のアース・ビジョンの環境映像部門への応募作品です。 そもそも原油の形成は、恐竜がいた白亜・ジュラ期まで遡るそうです。太古の昔、二酸化酸素の濃度は今の4倍近く高濃度だったといわれ、生物が生きていける環境ではなかったようです。海の中でも、同様の状況だったようで、大量発生したプランクトンに光が遮られ、光合成ができなくなった海中生物は死滅し、酸素を攪拌することのできる生命体が海から消滅したそうです。海は“死の海”と化してしまったと。そして、植物プランクトンをはじめとする有機物の死骸が海底に沈殿、堆積し、化石化したそうです。 長い年月をかけ、その化石が地中の重力と地熱で変成されてできたのが天然ガスや石油などの化石燃料というわけなんですね。 この作品は、そんな化石燃料が生まれるまでの歴史から、今、私たちが直面している、原油生産のピーク、生産の減少に向かっている事実を教えてくれます。 かつて高濃度の二酸化炭素を光合成によって吸収、分解した植物プランクトン、それを捕食する動植物性プランクトン。生き物が命をつなぐことができなかった環境を太陽のエネルギーを利用し、吸収・浄化した生命体の化石を、今度は、ものすごいスピードで、燃費し、私たち自らがCO2を生み出しているなんて、本当にシャレにならない、やり切れない話ですね。 監督のリチャード氏は、「いまや化石燃料が生まれた時代と同じ環境を作り出そうとしてる。歴史を繰り返そうとしている…」と刹那的な消費社会を警告・提言をしています。 さて、お次は日曜日の23:00~でおなじみの“素敵な宇宙船地球号”というプログラム用に作られた作品『ヒートアイランド東京-風の谷と森が奇跡を呼ぶ-』。新宿御苑で分かった緑地から生まれる涼しい空気。大都会のヒートアイランド現象を解消しようとするプロジェクトが、早稲田大学建築学科の尾島俊雄教授を中心に進められているというレポートや緑地が涼を生むという主婦のインタビューなど、希望的なストーリー構成となっていました。これなら私にもできそう!と思える内容です。(詳細は番組のHPをどうぞ) 最後はNHKがBBCとタッグを組んで5年にも渡って制作したという大型自然番組『プラネットアース-極地 氷の世界』です。この番組はオンタイムで見ていたので、2回目でしたが、それでも感動してしますね~。皇帝ペンギンを南極のブリザード中、撮影した時の気温-60℃、風速100m以上だったそうです。立って歩くことはもちろんできず、カメラをかかえて雪上を這って、3km離れたペンギンの撮影ポイントまで行ったそうです。ネイチャームービーの撮影って、言葉にできない苦労がありますね。 おっとっと、ついつい撮影側の立場でコメントしてしまった…(笑)。この作品は事実を事実と受け止めるきっかけになる入門書のような作品なので、ぜひ、多くの方に見ていただきたいです! ※DVDも販売しています。 作品上映後の監督へのインタビューが、作品への深みを増すことができて、とてもいいのです。作品はどれもすばらしいし、映像で十分メッセージを受け止めてはいるのですが、最後のインタビューで、声を通して耳にすると、この作品を創った人間の“想い”が特に伝わってくるから不思議ですよね。 3月23日(日)にパルテノン多摩にて、今回、第16回「EARTH VISION 地球環境映像祭」優秀作品に選ばれた数作品が上映されるようです。 (詳細はEARTH VISION TAMAのHPで確認できます) ハチの干潟の豊かな生態系に気づいた二十歳の若者が干潟を守るために立ち上がったドキュメンタリー『海のゆりかご』や私たちが大好きな海老の養殖生産に関するレポート『エビの履歴書』なども上映されるようです。興味がありましたら、ぜひ、いかがでしょう? 今回のアース・ビジョンでの拝見した作品を通して、懸念するだけじゃダメで、理解するだけでもダメで、自分ができることを踏み出さなきゃダメなんだなぁ~とつくづく感じました。あと、環境ボランティアみたいなこともトライしてみたいなぁ~と殊勝なことを考えてみたりしています☆ 〔参考情報〕 ・財団法人 新エネルギー財団 ※化石燃料について詳細に記載があります http://www.nef.or.jp/enepolicy/sub01_02.html ・EARTH VISION http://www.earth-vision.jp/top-j.htm ・テレビ朝日|素敵な宇宙船地球号 http://www.tv-asahi.co.jp/earth/ ・プラネットアース http://www.nhk.or.jp/special/onair/planet.html
by qppp_3
| 2008-03-09 23:41
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